せっかくブログを始めても全然読まれないんですけど…。←これ、始めた頃の私です。でもきっと多くの人が一度は悩むことなのでは?読まれるブログって、イコール、収益化できる可能性の高いブログになるんです。ブログであってもWebサイト(静的サイト)であっても同じです。
書き方、作り方のコツはたくさんありますが、今回は「キーワード」で記事を書くことのお話です。記事を書くという作業をしていきますが、テーマを決めたとはいえ、そのテーマに沿って闇雲に書いてもアクセスは上がりません。アクセスというのは、ブログに訪問してくれる人の数や、どれだけブログが読まれたかという数値です。
ではどうやってキーワードを選定していったらいいのでしょう。
アクセスを集められる記事を書く
冒頭で、読まれるブログは収益化できる可能性が高いとお話しました。
例えば、Googleアドセンス、そしてブログアフィリエイト。それだけではなく、リアルな店舗運営、カウンセリングやコーチング、サロンビジネスなどの集客もできます。
自分のブログやWebサイトが読まれる、というのは、ネットという仮想空間とはいえ、実際に「そこ」に人が集まっているということなので、それだけいろいろな可能性がたくさんあるということです。
ブログを書いて収入を得ると言っても、書いた記事に訪問してもらえなければいくら書いても収入にはなりません。集客においても同様です。だから、読まれるブログを書くというのはとても重要になってくるんですね。もちろん、アメブロなどのSNS要素の強いブログであれば、読者登録やいいねをすることである程度の訪問者は望めます。
しかし、ブログをネット上の資産にしたいと考えるならば、やはり、そうではない方法でアクセスを集めることが必要です。自分のブログに訪問してもらうには、読まれるブログを作るには【キーワード】を選定して書くことが基本です。
キーワードって何?
キーワードというのは、そのテーマについて検索されている語句のことです。
例えば、
『自由が丘の美味しいパンケーキランチが食べたいけれど、どのお店がいいんだろう?』
と悩んだとき多くの人がするのは、インターネットで検索をすることですよね。ググるとも言いますね^^
どんな語句で検索しますか?
自由が丘 パンケーキランチ おすすめ
こんな感じでしょうか?この語句で調べると、自由が丘の美味しそうなパンケーキ店が出てきます。
このように、人は、何かを調べたい、知りたい時にいろいろな語句を入力して検索しているのです。きっと、みなさんも普通にやっていると思います。
この検索をする時の語句が【キーワード】です。ネット上で検索されているキーワードを選定して書くことで、ブログに訪問者が来てくれるようになります。
決めたテーマがどんなキーワードで検索されているか知る方法
では、いったいどうすれば、決めた自分のテーマがどんなキーワードで検索されているか知ることができるのでしょう?
このサイトは初心者向けですので、難しいことは書きません。まずは、無料のツールから始めてみてください。今回は、テーマを「キャンプ」だと仮定して、実際にどんなキーワードで検索されているか調べてみましょう。
Google オートコンプリート
まずは実際にGoogleの検索窓に「キャンプ」と入れてみましょう。キャンプと入れると検索窓の下ににズラッと語句が出てきます。
キャンプ用品
キャンプ おしゃれ
キャンプ 初心者
キャンプ 千葉
キャンプ ソロ
これは、Googleのオートコンプリートというもので、
Googleで検索を開始する際に、検索候補を使って情報をすばやく見つけることができます。検索候補とは、探している語句や他のユーザーがすでに検索した語句に関連して予測される検索キーワードのことです。
とあります。
探している語句や他のユーザーがすでに検索した語句に関連して予測される検索キーワード
とありますので、キーワードそのものに近いと言えます。
※ただし、ここにはその他に「自分の検索履歴」も反映されます。
そして、Google検索画面の一番下にも「関連する検索キーワード」が出ています。
Keyword Tool
◆ Keyword Tool
https://keywordtool.io/jp
無料で使えるキーワードツールはいろいろあるのですが、こちらもおすすめです。
Keyword Toolの検索窓に「キャンプ」と入れると、キャンプに関連したキーワードがズラッと出てきます。これらは実際に他のユーザーが検索した語句、キーワードです。
右側にはぼかしが入っていると思います。無料版で見られるのはキーワードのみで、その他、検索ボリュームなどは有料版の購入が必要なようです。(※ちなみに私はキーワードツールの有料版を購入したことはありません。)
画面の右下に「Copy / Export all」というボタンがあり、ここをクリックすると、
● Export to CSV ➡ CSVに出力しますよ
● Export to Excel ➡ Excelに出力しますよ
これは便利な機能ですね。
この「キーワード」って、最初はなんだか違和感があるんですが、記事を書くようになって、毎日見ているとだんだん慣れてきて、頭にキーワードが蓄積されていくような感じになるんです。このような状態で記事を書けるようになると、キーワードが自然と文章の中に入り、そこに気持ちも乗せていけるようになります。
複合キーワードで書くとさらにいい
さっきの、パンケーキのキーワード「自由が丘 パンケーキランチ おすすめ」は、複合キーワードと呼ばれています。キーワードが3つなので。2つでも複合キーワードになります。
「キャンプ ソロ」というキーワードをKeyword Toolで調べると、
キャンプ ソロ 道具
キャンプ ソロ テント
キャンプ ソロ 鉄板
キャンプ ソロ 関東
キャンプ ソロ 料理
キャンプ ソロ タープ
キャンプ ソロ 焚き火台
キャンプ ソロ 遊び
こんな風に出てきます。まだまだたくさん出てきました。
この複合キーワードに沿って記事を書いて、自分の記事が検索語句にヒットするようになれば、ブログに訪問者が来てくれるようになります。
全然検索されていない、自分が書きたいキーワードでいくら書いても、なかなかアクセスは上がりませんから、こういうツールを使って調べてそれに沿って書くことをした方がいいのです。
読者の検索意図を意識して差別化
とまあ、ここまでは読まれるブログ、アクセスアップの基本です。これを実践するだけでもブログ読者は増えていくと思います。
ただ、さらに読まれるブログ、もっと言うならば検索上位に上がるブログ記事にするならば、キーワードだけを意識しても足りません。
もしかして、やっぱり有料ツールを使えって言うのにゃ?(・∀・)
いえいえ(笑)知識がまだそれほど無い時に有料ツールを使っても使いきれないんじゃないかって思います。私がそうだった…ってことですけどね(汗)なのでまずは基本を知って実際にやってみて、「なるほど!そういうことか!」を積み重ねていって欲しいなと思うのです。
話が逸れましたけど、さらに意識して欲しいのは、読者の検索意図です。つまり、読者はなぜそのキーワードで検索したのか?何を知りたいのか?何を解決したいのか?
これに応えることのできるブログ記事は、読者の役に立つものですので、Googleはここも見ているんですね。ですので、キーワードだけでなく、その先にある読者の検索意図を意識して記事を書くことがとても重要ということになります。
数年前は、キーワードの羅列で、そこに何の内容もなくても検索上位に上がったりしてました。でもそんな時代は既に終わって、今はいかに読者目線で役立つものを発信しているか、が重要視されているのです。
例えば、キャンプツールであっても、機能性を重視して検索しているのか、それとも見た目がおしゃれなものを重視して検索しているのかで、読者が「読みたい」と思う記事内容は異なるわけです。ここを意識するといいですよ、ということです。
これを知らずに数か月を棒に振ったのは何を隠そうこの私です
まとめ。
実は、私がブログを始めた頃、このキーワードの概念が全くなく、書いても書いてもアクセスが無いという状態が続きました。
ホント、たったこれだけのことを知っている、知らない、というだけで結果がまるで変わるんですからね。ブログの世界というものは奥が深いなぁとしみじみ思います。
自分の好きなこと、情熱を傾けられる何か、自分だけが持っているものを発信して、それをネット上に資産化する試みを実践しています。
自分の好きなことなので、何よりも楽しい。この楽しさを多くの人に体験して欲しいと思っています。