食レポと言えば、以前は芸能人や有名人などがTVで美味しいものを食べて感想を言っている姿を食い入るように見ていたな~なんて懐かしく思い出します。今はTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSで食べたら感想つけて即配信!という時代。そんな時代だからこそ食レポ(食べ歩き)のブログ運営、発信する者としては最低限のマナーは守りたいもの。
主婦のブログ運営術~食レポブログ編。今回は、実際に食レポブログを書き続けている私が思う「やってはいけない3つのこと」を、ブログで収入を得るために大切なことと併せてお伝えします。
1. 食べ物を残すこと
食レポブログを運営する上でやっていはいけない1つ目は「注文した食べ物を残すこと」。
これは当たり前と言えばそうですよね。記事にして発信するのであれば残さずしっかり食べきることがマナーです。
個人で食べ歩きブログを運営していると、ついつい記事になるからと今まで自分がそこまで興味を示さなかったものにまで目がいってしまうことがあります。
好き嫌いがなく、どんなものでも食べられるならいいのですが、それでも食材の好き嫌いはなくても、味付けでちょっと無理なものもあるかもしれません。
私は大抵どんなものでも美味しくいただきますが、苦手な味付けがあります。それはコッテリとして味の濃いものと辛いもの。そういうものがある場合、お店に行く前に下調べをして、苦手なものかもしれないと思ったら訪問を諦めます。
それでも食べてみたいと思った時は、一人ではなく誰かと一緒に行くことにしています。
一度、女性3人でビュッフェに訪問した時に、名物はカレーということでカレーが好きな私はちょっと多めに盛ったんです。ビュッフェですからそこまで辛くはないと思いこんでいたんですね。食べてみたら超辛くて、食べられないレベル(◎_◎;)これには焦りました。
その時は辛いもの大好きな友人が食べてくれて一安心。一人じゃなくて良かったと思いました。
どうしても食べられない場合は無理して食べることはありませんが、やはり気持ちよくブログを書くためには最初からそういう状況にならないようにしておくといいですね。
2. 許可をとらずに画像撮影すること
食レポブログを運営する上でやっていはいけない2つ目は「許可をとらずに画像撮影すること」。
今は当たり前のようにスマホで写真を撮ってそれをSNSにアップしますが、やはり店内で撮影をする場合は、自分が注文したものであってもお店の人に一言断ってから撮影するのがマナーです。
カフェなどは、お料理やデザートだけでなく店内の雰囲気も大事。そこもブログでは伝えたいところですよね。この場合もお店側にしっかりと撮影許可をいただきましょう。
私は、この撮影許可をいただく時にお店の方とコミュニケーションをとり、可能であればいろいろお話を伺ったりしています。
ブログに興味を持ってくださったり、撮影しやすいように配慮してくださったり、そして再訪した時に顔を覚えていてくださったりと良いことが多いですよ。
店内を撮影する際に気をつけたいことは、他のお客さんを写してしまうこと。どうしても入ってしまう場合は後でしっかりと画像処理をすることが必要です。クルマやバイクのナンバープレートや個人を特定するものなど、画像に関しては細心の注意を払うことが必要です。
そして店内があまりにも混雑していて、撮影自体が他のお客さんに迷惑になりそうな場合は、後日空いている時間帯に出直すのが理想的です。
撮る側も撮られる側も気持ちよく。これってブログ運営を続けていく上でとても大切なことだと思います。
3. ネタをばらしてしまうこと
食レポブログを運営する上でやっていはいけない3つ目は「ネタをばらしてしまうこと」。
これはどういうことかというと、お店の戦略で例えば「お店に来て食べた人だけがわかる秘密」を設定しているところもあります。実際にお店に足を運んでもらう戦略だったり、期間限定のサプライズキャンペーンであったりいろいろな企画があります。
それをブログやSNSで明かしてしまうのはマナー違反というよりルール違反。
楽しみにしていた映画の結末を先に言ってしまうのと同じです(^_^;)これはそのお店の企画や商品を楽しみにしている人の期待を奪ってしまうのと同時に、お店側にとっても大迷惑ですよね。
ブログサイトは自分の名刺でもある
さて、いろいろと書きましたが、考えてみればどれも当たり前のことかもしれませんね。
気持ちよく食レポ・食べ歩きのブログ運営を続けていくことや、これで収入を得たい、稼ぎたいと思うなら絶対に意識して欲しいことがあります。それは、
ブログサイトは自分の名刺でもある
ということです。
って、名刺と言ってももちろんブログに名前や顔を出すってことではないですよ。出せる人、出したい人はもちろん出してください(*^^*)
もし食レポ(食べ歩き)ブログで収入を得たいと思っているなら、いずれは構築したブログサイトが自分を語ってくれる名刺以上の存在になることを意識しておくといいですよ。
例えば、ブログ自体からの収入はそこまでなくても、ネットで発信していると誰かの目に留まり、そこから大きな収入につながることがあります。
具体的に言えば、大手企業サイトや雑誌などの特集記事のオファーとか。執筆依頼ですね。これは食レポブログに限らないハナシでもあります。
現に、ブログ自体からの収入はそこまでではない知人が、雑誌から執筆依頼が来てビックリ仰天だった、なんてこともありました。他にも、直接広告を設置させて欲しいとのオファーがあり、その広告掲載料だけで月〇十万という人もいます。
ネットを使って発信するということはたくさんの人の目に触れるようになるということですから、こういう話も珍しくはないんです。
ブログというのはその人の人となりがにじみ出るものです。個人であっても基準やルールをしっかり作り気持ちの良いブログ構築をしている人はやはりそれが全体に表れます。ビジネスとして捉えるならここはしっかりと意識したいところです。