ネットビジネスコンサル。
この話をここでするとは思っていなかったけれど、知人がネットビジネスのコンサルを受けることを辞めて、今まで作ってきたメディアも削除しようかどうしようか迷っている感じなのでちょっと書きたくなりました。
コンサルって何?
『コンサル』ってよく聞くけど、いったい何なのにゃ?
ネットビジネス界にいると、否応なく入ってくるのが『コンサル』という言葉。私はある程度の年齢を重ねてからこの世界を知ったので、この『コンサル』という言葉に慣れなかったですw
『コンサル』って2通りの意味で使われていると思います。1つがコンサルティング。
コンサルティング (英: consulting) とは、企業(まれに行政など公共機関)などの役員(特に経営者が多い)に対して解決策を示し、その発展を助ける業務のこと。または、その業務を行うこと。wikipediaより
そして、もう1つがコンサルタント。
コンサルタントとは、コンサルティングを行うことを業としている個人もしくは法人のこと。 コンサルと省略されることもある。wikipediaより
ネットビジネスでよく使われる『コンサルを受ける』というのは、自分が進めたいビジネスについてコンサルタントに相談し、その解決策やアドバイスなどをもらうこと、という解釈でいいと思います。
でも、きっとそれだけではなくて、例えば目標を見失ったり、モチベーションが下がったりしたときに叱咤激励してもらったり、コンサル仲間がいれば、交流することで刺激をもらったり…と、ネットビジネスにおける『コンサル』の内容というのは多岐に渡ると思います。
ビジネス内容自体の他に、メンタルの部分のフォローも大きいってことですね。
コンサルを辞める理由
私はネットビジネスのコンサルを受けたことはないんですが、受けている人を身近で見てきました。コンサルは、半年や1年という単位で数十万~というものが結構あります。高額はどうかはその人の価値観次第です。とは言え、大きな金額ですので、気軽に受ける…というより、熟考して決めるという人が多いと思います。
コンサルを受けると決める理由は、内容と期間と金額の兼ね合いもあるでしょうけど、何より、コンサルタントの人柄、人となりで決める、という人も多いのでは?
では、そのコンサルを中途で辞める理由って何でしょうか。自分の思い描いたビジネスが実現できていないのに辞めてしまう理由って?
『コンサルを受けてきたけれど思うように稼げなかった』
というのがコンサルを辞める大きな理由かなと思います。
もちろん、それだけではなくて、例えば思っていたものとは違ったとか、人間関係の問題だとか、コンサル代を捻出できないとか、これ以上ここでは学ぶものがなくなったとか、人それぞれいろいろとあるでしょうけれど、でもやっぱり「稼げなかった」という理由は大きいと思います。
コンサルを辞めてからが本当の始まり
私はインターネットを使ったジブンビジネスを始めて9年7ヵ月になります。最初はパソコンもろくに使えませんでしたが、試行錯誤をくり返し今に至ります。その中で、
▶ 本当は「書くこと」が好きなのに人のサポートばかりをしてストレスフルになった時期
▶ 自分の好きなことをお金にできるってなんて素敵なんだろうって思って、実はそこまで好きではないことを好きだと思い込んでのめり込んだ時期
▶ WordPressがいいとか、好きなことに特化したブログがいいとか、SNSと連携した方がいいとか、自分で言ってて何を根拠にそれを言ってるのかわからなくなった時期
などなど、結構いろんな時期を乗り越えて今があります。
いろいろな考え方があると思いますが、今の私は「自分の脳みそで考えたことを自分を信じ抜いてやってみること」がいいんじゃないのかな、という感じです。その思考に至るまで手痛いことが多々ありましたが、経験値が上がったおかげで見えてくるものがあったわけです。
何が言いたいのかというと、コンサルというのは、大抵の場合、「先生」と呼ばれるそこを主宰している方の「色」で進められていくと思いますが、その「色」を学んで、初めて「自分の色」を意識できるようになるってことです。
だから、志半ばでコンサルを辞めるとき、それはきっと先生の色と自分の色の差をハッキリと感じ取った、ということでもあると思うんです。それは紛れもなく「経験値が上がった」ということだと思うし、「別の道」が薄っすらと見えた瞬間だと思うんですね。
個人的には、そこからが本当の始まりだと思うので、もし自分でインターネットで発信していくことをシゴトとしていきたいと思っているなら、そこで「自分はダメだった」と思うことなく「経験値が上がった」と捉えて、また新たに始めて欲しいと思うのです。
いつになくちょっと熱くなってしまいました( ̄▽ ̄;)あくまでも個人的に思ったことを書いてみました。